日本縦断③礼文島初日
学生最後の夏休みを使い、日本縦断中。
今回の旅で一番衝撃を受けた、礼文島編スタート。
2019/8/27
当初は、2日の滞在予定でしたが、4日も滞在してしまうことに。
フェリーから見える利尻富士。
登山が趣味の方なら、一度は行ってみたい山だと思います。
残念ながらこの時の私は、「利尻より礼文」と鼻息荒くしてましたので、利尻島には行きませんでした。
今考えるともったいない。。
礼文島に行くためにはフェリーが利尻を経由します。
意外と結構な人が利尻で降りて行きます。
そして残った人と一緒に礼文島へ。
なぜか勝手に、利尻に降りずに礼文に行く人たちを、同志だという感情が芽生えます。
利尻も間違いなくいいとこではあるはずですが、「礼文を選んだ人は仲間」とか思ってました。
後から知ることになるのですが、礼文島を訪れる人の大半は利尻島にも行くんだとか。。
結局先に礼文に行くか、後に行くかの違いだけで、ただただ私は利尻に行かず、いい機会を逃した奴になりました。笑
礼文島到着!
船着場には手を振っている方々が。
第一村人発見です。
ちなみにこの写真は礼文島を出発した時のもので、入港の時はシンプルに写真撮り忘れました。。
この第一村人はなんと、本日宿泊する桃岩荘のヘルパーさん(住み込みのスタッフさん)たちです。
歌を歌いながら出迎えられます。
この時なぜ歌?と思ってましたが、宿泊すると全て解りました。
到着後、本日桃岩荘に泊まるという栃木から来た保育士さんと出会い、チェックインまでの間、一緒に島を散歩することに。
最初に向かったのは、
北のカナリアパーク。
映画「北のカナリアたち」の舞台となった小学校。
正面には綺麗に利尻富士が見えます。
ほんとに綺麗な正三角形なので、みていて惚れ惚れします。
映画自体は見たことはありませんでしたが、校内では簡単な上映や、説明パネルなど楽しめる作りで、教室の窓から見える海と利尻富士は圧巻でした。
小学生の1年間をやり直せるとしたら、ここを選ぶかもしれません。
ただし、1年間限定です。笑
そしてついに桃岩荘に到着です。
また立地が贅沢です。。
フェリー乗り場からは送迎バスがでているので、到着と同時にヘルパーさんたちが屋根の上に登って大声でお出迎え。
なんともすごい光景です。
その後、本日一緒に泊まる方で、桃岩荘の常連という方から声をかけられます。
「今から浜辺自炊するけどどう?」
もちろん参加です。
普段は人見知りですが、こういうときは強キャラになれるのが旅のいいとこでもあります。
どうやら礼文島名物ホッケのちゃんちゃん焼きをするとのこと。
魚屋さんで買ってきたというホッケを自分たちで下処理し、綺麗に背開きにします。
浜辺に落ちている木の枝や石を使い、火を起こして、網を乗せます。
意外とこれが面白かったです。
続いてホッケの内臓を取り出したスペースに味噌だれを乗せます。
ご飯も自分たちでうちわであおぎながら炊きました。
夕日を見ながら、炊き立てのご飯と、ホッケのちゃんちゃん焼きという最高の晩御飯です。
ご飯を食べ終え、常連さんが急げ急げと声をかけてきます。
どうやら話を聞くと、「夕日の儀式」なるものが始まるとのこと。
日本海に沈む夕日を崇める儀式として、宿泊者とヘルパーさんがみんなで歌いながら夕日を拝みました。
そして次回、
これまでのことは序の口と思えるほど、
桃岩荘の本当の姿を体験することに。。
続く。