壱岐①
〜島旅〜
2021/4/17
壱岐と聞いて、すぐに長崎県と答えれる人は、少ないのではないかなと思います。
佐賀県出身の私もつい最近まで、壱岐=福岡県のイメージでした。。
テレビ番組の中の天気予報なども、割と福岡県のような扱い方をされています。
実際、フェリーや高速船が出ているのは、博多港から。
長崎からの交通手段は飛行機しかありません。
ちなみに博多港から
フェリー→2時間
高速船→1時間
比較的簡単にアクセスでき、島一周でも60km程と、車や自転車で簡単に回れる島ですので、福岡に来たついでに気軽に島旅してみてください。
今回の旅の目的は、
- みなとやゲストハウスに宿泊
- 山、海、食材を堪能
- レンタサイクルを使い、できるだけ細かく、良いところを発見する
では、早速レンタサイクルを借りて出発です。
島旅は、少々高くても絶対に電動自転車を借りることをお勧めします。
山や海がすぐそばにあるため、アップダウンがとても多いです。
ただこれ以上に深刻なのが、風がものすごく強いことです。
遮るものがないこともあり、正面から風を受けてしまいます。
まあこれも島旅ならではですので、レンタサイクルを借りられる際は、電動自転車を選んでみてください。
とはいえ、レンタサイクルショップのほとんどは、電動自転車をメインで貸し出しているような気がしますが。。
季節は4月ということで、田んぼには水が張っています。
個人的にこの時期の田んぼの光景が大好きで、夕日が反射した田んぼや、夜の街頭の明かりに反射した田んぼ、虫の声をBGMに散歩すると心が落ち着きます。
ちなみに佐賀県には浜野浦の棚田という場所があり、棚田に水がはいるこの季節は、大人気のスポットになっています。
自転車をすすめていると、焼酎の蔵が見えてきました。
焼酎のコアなファンには有名な土地でもあります。
この玄海酒造という酒蔵では、無料で試飲することができ、どの焼酎が自分に合っているのか、体験することができます。
個人的に麦焼酎はウイスキーに似た味なので、あまり好んでは飲まないのですが。。
木の樽で発酵させているのを見ると、なんだかワイナリーのようですね。
続いて、筒城浜に向かいます。
この筒城浜は日本海水浴場100選に入るなど、九州地方でも随一の綺麗さを誇るビーチになってます。
写真ではあまり伝わりませんが、実際現地で見てみると、ものすごく綺麗でした。
時間もいい頃合いになってきたので、夕日を見るために自転車を走らせます。
左京鼻に到着です。
風が非常に強いですが、やはり岬で見る夕日は格別です。
夕日も見れたので、次に向かうのは、
本日のお目当てでもある、みなとやゲストハウス。
全国30件以上のゲストハウスをめぐってきましたが、
何かとお勧めとして挙げられることが多い、ゲストハウスだったのでワクワク。
今回是非体験してみることに。
続く。
日本縦断⑤愛とロマンの8時間
学生最後の夏休みを使い、日本縦断中。
礼文島の桃岩荘名物「愛とロマンの8時間トレッキング」スタート。
2019/8/27
トレッキング前に知っている情報を整理します。
- 南北に30kmの礼文島を、歩いて縦断する。
- ヘルパーさんは一緒ではなく、宿泊者だけで歩く。
- 愛が芽生える瞬間があるらしい。
朝5時起床。(桃岩時間で4時半)
※桃岩時間とは日本の標準時間より30分早く設定されています。
朝ご飯を済ませ出発!
この日の愛とロマンの8時間コースの参加者は、自分を入れて5人。
自転車で全国を旅しているチャリダーの大学生2人と、
地球の歩き方編集部でバイトをする旅好き女子大生、
仕事を引退して旅をする元チャリダーのおじさん。
まずはバスで意気揚々と、スタート地点である礼文島最北端のスコトン岬に向かいます。
ゴマフアザラシの群れです。
水族館で見かけるとかわいいですよね。
スコトン岬到着!
最北限と書いてあるのは、以前はこのスコトン岬が日本最北端だったらしく、
正しい測量が行われた結果、最北端は宗谷岬であることが判明。
目の前に見えるのは無人島のトド島で、その先には天気が良ければ、ロシアの樺太も見えるらしいです。
出発地点についたので、「愛とロマンの8時間コース」スタートです。
道路はありますが、車はほぼ通りません。
なんと信号機は島に2機のみ。
しばらく歩くと山道に入って行きます。
自然が魅力の観光地は全国にいくつもありますが、礼文島が一味違うのは、
他の観光客の少なさ
贅沢に自然を堪能できます。
草原を歩くにしても、人が視界に入ってこないため、目の前の自然だけを見て、感じることができるのが、この島の良さでもあると思います。
また、礼文島は花の孤島と呼ばれています。
花と言っても、高山植物で、島の至る所に生えています。
本来高山植物は3000m級の山など、ある程度高所に出なければ、生息できないですが、
この礼文島は緯度が高く、島そのものが高山植物の生息に適しているんだそう。
海抜0mでも高山植物を眺めることができます。
島には色々な岬があります。
この岬の1つ1つがとても綺麗なのです。
コースの中にはこんな傾斜の場所も。
走って降るチャリダーたち。
8時間コースのはずが、8時間たった頃にようやく3分の2地点を通過。
ガイドがいるわけではなく、宿泊者のみで歩くので、どうしても道に迷ったり、時間がかかってしまいます。
それもいいところではあるのですが。笑
なかなか途中トイレがない時は、試練でした。
結局、8時間コースを13時間かけて完歩。
フルマラソン以外で30km以上も歩いたのは、初めてでした。
礼文島は街頭や街の明かりも少ないので、星がめちゃくちゃ綺麗です。
みんなで道路に寝て星を眺めるという、青春をした記憶があります。
最後は桃岩荘で用意されていた豚丼をいただきました。
愛とロマンの8時間は、確かに愛が芽生えそうなポイントが点在していたので、
ほんとにあるのかもしれませんね。
次回は礼文島を出発し、知床方面へ。
続く。
日本縦断④ユースホステル桃岩荘宿泊
学生最後の夏休みを使い、日本縦断中。
衝撃を受ける、礼文島桃岩荘宿泊編スタート。
2019/8/26
桃岩荘はやばい。
これまで出会った旅人からよく聞いてきましたが、なにがやばいのか今回よくわかります。
夕日に向かって歌うという儀式が終わり、室内に入ります。
すると、なにやらミーティングが始まるらしい。
重要なことではないだろうと思って、あまり気には留めていませんでしたが、
桃岩荘に来る途中のトンネル内で、羞恥心を窓の外に捨てるということをしました。
この後、その意味をようやく理解します。
ヘルパーさん(スタッフさん)がまずは歌い、踊り始めます。
次第にエスカレートして行き、
宿泊者も参加して、被りものや、踊り歌う。
そしてこれを全力でやらないといけないのです。笑
そのために羞恥心をトンネルに捨てきたと。
少しでも全力じゃなかったり、声が小さかったりするとやり直しという、軍隊のような空間ですが、これがまた面白い。。。
男女関係なく、できてないなら詰められる。
素晴らしいほど男女平等です。
みんなが全力でやりきるので、恥ずかしがってたら逆に目立ってしまいます。
猫の格好で踊られています。
ナイストライ!
歌いながら感動してしまうような歌詞もあり、楽しさだけでないのがこのミーティングの醍醐味。
利尻に対抗する歌もあり、いろんな歴史を学ぶことができました。
ミーティングが終わる頃には恥ずかしさは微塵もありません。
全力でやりきるので、ミーティングが終わった後は、自然と宿泊者同士輪ができて、仲良くなれるのもいいところ。
この桃岩荘には桃岩時間と言って、通常の時間より30分早く時計がセットされています。
消灯は22時半で真っ暗になるので、ほぼ強制就寝です。。
ミーティングも十分濃い行事ですが、実は桃岩荘には宿泊者のメインイベントとも言える、島縦断トレッキングがあります。
その名も「愛とロマンの8時間コース」
なぜ愛とロマン?
どうやらトレッキング中に愛が芽生えてしまうような瞬間が多々あるらしい。
その実態を知るべく参加することに。
次の日の起床は桃岩時間で朝5時、出発は5時55分。
早い。。
ということで次回は、愛とロマンを体験させていただきます。
続く。
日本縦断③礼文島初日
学生最後の夏休みを使い、日本縦断中。
今回の旅で一番衝撃を受けた、礼文島編スタート。
2019/8/27
当初は、2日の滞在予定でしたが、4日も滞在してしまうことに。
フェリーから見える利尻富士。
登山が趣味の方なら、一度は行ってみたい山だと思います。
残念ながらこの時の私は、「利尻より礼文」と鼻息荒くしてましたので、利尻島には行きませんでした。
今考えるともったいない。。
礼文島に行くためにはフェリーが利尻を経由します。
意外と結構な人が利尻で降りて行きます。
そして残った人と一緒に礼文島へ。
なぜか勝手に、利尻に降りずに礼文に行く人たちを、同志だという感情が芽生えます。
利尻も間違いなくいいとこではあるはずですが、「礼文を選んだ人は仲間」とか思ってました。
後から知ることになるのですが、礼文島を訪れる人の大半は利尻島にも行くんだとか。。
結局先に礼文に行くか、後に行くかの違いだけで、ただただ私は利尻に行かず、いい機会を逃した奴になりました。笑
礼文島到着!
船着場には手を振っている方々が。
第一村人発見です。
ちなみにこの写真は礼文島を出発した時のもので、入港の時はシンプルに写真撮り忘れました。。
この第一村人はなんと、本日宿泊する桃岩荘のヘルパーさん(住み込みのスタッフさん)たちです。
歌を歌いながら出迎えられます。
この時なぜ歌?と思ってましたが、宿泊すると全て解りました。
到着後、本日桃岩荘に泊まるという栃木から来た保育士さんと出会い、チェックインまでの間、一緒に島を散歩することに。
最初に向かったのは、
北のカナリアパーク。
映画「北のカナリアたち」の舞台となった小学校。
正面には綺麗に利尻富士が見えます。
ほんとに綺麗な正三角形なので、みていて惚れ惚れします。
映画自体は見たことはありませんでしたが、校内では簡単な上映や、説明パネルなど楽しめる作りで、教室の窓から見える海と利尻富士は圧巻でした。
小学生の1年間をやり直せるとしたら、ここを選ぶかもしれません。
ただし、1年間限定です。笑
そしてついに桃岩荘に到着です。
また立地が贅沢です。。
フェリー乗り場からは送迎バスがでているので、到着と同時にヘルパーさんたちが屋根の上に登って大声でお出迎え。
なんともすごい光景です。
その後、本日一緒に泊まる方で、桃岩荘の常連という方から声をかけられます。
「今から浜辺自炊するけどどう?」
もちろん参加です。
普段は人見知りですが、こういうときは強キャラになれるのが旅のいいとこでもあります。
どうやら礼文島名物ホッケのちゃんちゃん焼きをするとのこと。
魚屋さんで買ってきたというホッケを自分たちで下処理し、綺麗に背開きにします。
浜辺に落ちている木の枝や石を使い、火を起こして、網を乗せます。
意外とこれが面白かったです。
続いてホッケの内臓を取り出したスペースに味噌だれを乗せます。
ご飯も自分たちでうちわであおぎながら炊きました。
夕日を見ながら、炊き立てのご飯と、ホッケのちゃんちゃん焼きという最高の晩御飯です。
ご飯を食べ終え、常連さんが急げ急げと声をかけてきます。
どうやら話を聞くと、「夕日の儀式」なるものが始まるとのこと。
日本海に沈む夕日を崇める儀式として、宿泊者とヘルパーさんがみんなで歌いながら夕日を拝みました。
そして次回、
これまでのことは序の口と思えるほど、
桃岩荘の本当の姿を体験することに。。
続く。
日本縦断②旭川〜稚内
学生最後の休みを使い日本縦断中。
2019/8/26
美馬牛
美瑛の美馬牛駅(びばうし)。
北海道といえば、地域の名前の読み方が難しいでおなじみ。
美馬牛と書いて、びばうし。
すごく贅沢で美味しそうな名前です。
由来を調べてみると、アイヌ語で「カラス貝がたくさんいるところ」だそうです。
なんと、馬も牛も関係なく、まさかの海鮮系。。
昔海や湖だったわけでもないみたいですが、この名前。
ちなみにカラス貝とはムール貝の一種だとか。
この美馬牛駅は北の国からのロケ地としても、駅のプラットホームが使われたそうです。
撮り鉄の方もいらっしゃいました。
電車に揺られしばらくすると、旭川駅到着。
旭川
北海道の中では、2番目に大きく35万人が暮らしています。
本日のゲストハウスは、レトロハウス銀座旭川。
オーナーさんは福岡県出身ということで、博多弁での会話が弾みます。
そんなところに旅の猛者登場。
韓国から来ているジェーンくん25歳。
なんと5カ国語を操り、国際弁護士の免許を持っていて、顔がまたイケメンなのです。。
ハイスッペクな彼は日本語も上手で、
前職を辞めて次の職に就くまでの間、世界中を旅しているとのこと。
この後オーストラリアに行って行っており、たまにインスタのDMが飛んできます。笑
来年から会社員になる私を前に、反会社員理論を力説されました。
ただ、聞いていると結構面白く、確かに会社員の生き方より、彼のような自由な生き方をしたいと思ったのは記憶にあります。
自由な生き方ができるのも、彼がこれだけハイスペックだからでしょう。
今私がノマドを目指しているのは、少なからず彼に影響されかもしれません。笑
次の日、旭岳に登山に行くジェーンと別れ、
ゲストハウスのオーナーさんが激推ししていた礼文島のゲストハウス「桃岩荘」に行くために、北上します。
とりあえず、フェリーがある稚内を目指します。
移動は電車でいいかなと思っていた時、なんと大学の後輩が旭川に来ているという情報をキャッチ。
しかもヒッチハイクで鹿児島から北上して稚内を目指しているとのこと。
「ここで彼と合流して、一緒にヒッチハイクした車に乗せてもらえれば、最高では」
と考えたので、合流。
そして後輩のさすがのコミュニケーション力で、乗せていただいた車でも会話が弾みます。
すごく快適な車内を堪能していると、ドライバーの方が牧場を経営しているということで、立ち寄ることに。
牛の餌やりも体験させていただきました。
ヒッチハイクで乗せてくれる人は、なかなか変わった人が多く、開放性があるので、チャレンジしている若者を、応援したい気持ちがあるのではと思える機会でした。
結構大きな牧場で、某有名食品メーカーの営業マンがちょうど来られていました。
家は稚内の20km手前という場所にもかかわらず、ご好意で稚内まで送っていただけることに。
稚内
最北端に到着。
本日は稚内に宿泊ということで、ライダーハウスである「漁師の店」に一泊。
夕食はウニ丼をいただきました。
母はウニが大好物なのですが、私はいまいち美味しさをわかりきれませんでした。。
その後同じ宿に泊まっていた、社会人1年目のカップルの方と近くの温泉へ。
近くと言っても5kmくらい離れているので、タクシーで行きましたが、
そのタクシー代奢っていただきました。
カップルさんありがとうございます。
1年しか違わないのに、少し大人に見えてしまいました。
次の日の朝、ノシャップ岬に行き、
バスにて稚内港に戻ります。
さて次回はいろんな方が激推ししていた礼文島、そしてユースホステル「桃岩荘」。
どんなとこなのか楽しみです。
続く。
日本縦断① 美瑛
就活も終わり、溜めていたバイト代を使い、学生最後の夏の日本縦断旅を振り返っていきます。
2019/08/24
今回の旅の目的は、
- ゲストハウスをめぐる
- 自分しか知らない穴場を見つけ、将来住みたい場所を探す
- 旅の猛者と繋がる
まずは北からということで、北海道一周スタート。
美瑛
北海道のちょうど真ん中に位置する街になります。
雑誌やガイドブックで見かける機会も多いのではないでしょうか。
北海道の田畑は爽快な気分にさせてくれますが、中でも美瑛周辺の風景は広大ながらも手入れをしっかりしてあるので温かみを感じます。
個人的にオーストラリアの風景に緑で色付けしたような感覚。
では、学生最後の日本縦断旅の初日の様子です。
1.旅の始まりビール
ゲストハウスwaya(札幌市)に宿泊。
ゲストハウスといえば、安宿でカプセルホテルという印象がある人もいるかもしれませんが、実はとても個性的で、施設の至る所に工夫がされているので、面白いし全く飽きません。
個人的におすすめは、ご飯が食べれたり、バーが併設されているゲストハウス。
旅の情報収集や交友関係を作るにはもってこいの場です。
今回泊まったwayaは札幌市にあるゲストハウス。
いろんなサイトでおすすめされていたのでチョイス。
中では旅人が持ち寄った酒を自由に飲むことが。最高です。
部屋の奥からは、ギターで弾き語りをしている人たちが3,4人います。
お酒片手に弾き語りライブとはなんと贅沢、、
旅の始まりのビールがメニューの中にあったため、注文し飲んでみます。
北海道の十勝発祥のクラフトビールで、北海道産大麦を100%使用しているらしいです。
当時は、味の違いをわかるほどビールを飲んでなかったたため、旅の始まり感に酔いしれてました。
2.ヒッチハイク初体験
新しいチャレンジもしてみたかったので、ヒッチハイクに挑戦。
元々人見知りで自分から話すタイプではないですが、就職は営業職のため、とりあえず免疫はつけとくべきだろうということで、
スケッチブックに旭川の文字を書き、道路に立ってみると5分もたたずに車が停車。
「やばい、心の準備ができてない、、」
今営業として働いていて思うのですが、準備はめっちゃ大切。。
とはいえ、最初から成功するほど、要領がいいとは思ってないので、当たって砕け散ります。
乗せていただいたのは、兵庫県からきた今年50歳になるというご夫婦。
旦那さんが出張で北海道に行くということで、奥さんも旅行ついでに同行したとのこと。
最初の30分は思ったより会話もでき、楽しいドライブな雰囲気。
しかし、元々トークネタを持っていないので、その後は無言の時間に。
乗せてもらっていて、無言になるのはとても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、
当時は言葉も出てこず、、
そんな時にいい牧場が出現。行ってみることに。
牧場ソフトクリームうまし、、
続いて青い池、白髭の滝。
あいにく曇りで、条件は良くなかったですが、白髭の滝はいい味出してました。
なんとか初めてのヒッチハイクは、美瑛の景色に助けられて終了。
ご夫婦ありがとうございました。
美瑛駅に降ろしてもらい、まあ歩きは好きなので、歩いて自然を見て回ろうということで、散策。
歩き始めて30分。
なかなかハードなことに気づき始めます。
美瑛のスポットをめぐると言っても、1つ1つが離れています。
北海道の大きさを感じました。。
とはいえ一人でゆっくり歩くのも悪くなく、存分に景色と空気を堪能できました。
ということで、北海道初日終了。
続く。
オーストラリア自転車旅② 〜内陸へ100km〜 パースからヨーク
2022/1/2
オーストラリア パース〜ヨーク100km
チェリーさんに水をもらって、水分補給しチャリ旅再開です!
水分補給をすると意外と体は動くもので、快調に飛ばしで漕ぎまくります。
ヨークでチェリーさんに会うという目的があるのも活力になるので大きいですね。
そんなこんなで、無事2時間走ってヨークに到着!!
ということで6:00pm、
「予約したホステルへ向かって携帯充電したら、チェリーさんに連絡しよう。」
しかしホステルが見つからない。
場所はあっているんですが、受付も見当たらず、予約サイトに書いてあった電話番号に電話するも、正月のため今は対応できないみたいな音声が。
ただお客さんはひと組いるみたいなので聞いてみよう!
「突然すいません、このホステルはここで合ってる?」
「どうしたんだ、そうだな」(スペイン系のアクセント)
聞き取れない・・・・・
留学して1ヶ月、きれいな英語をゆっくり喋ってくれるホストファミリーに慣れていたこともあり、癖のあるアクセントの英語はまだまだ聞き取れない。
おそらくこのスペイン人が宿泊しているホテルは同じホテルで合っているみたい。
しかし受付がどこなのかすらわからず。
お腹が空いてきたのでレストランを探すも、全く開いてない。
休業日なのです。
そういえば、、
今日は1/2で一応正月・・・
そんな時、見覚えがあるチェリーマークが!
救世主とはまさにこの方!チェリーさん本日2度目の登場。
「連絡がないから心配して街を見にきた」
え、かっこよ・・・・・
もうヒーローみたいに見えてきました。。
ヨークは小さな街なので、ホテルのこともご存知のようで、ホテルまで案内してもらうことに。
どうやら僕が予約していたのは、別館のようで、また別の場所にありました。
「アネックス」
別館という意味で、そういえば確かにさっきのスペイン人が言ってたような、、
ホテルは解決しましたが、ご飯を食べるとこがない問題は解決せず、、
「うちで食べよう」
チェリーさんからの提案。
もう天使です。
ということで家におじゃまし、ご馳走になりました。
食材が少ないからこれくらいしかないけど、と言われましたが、
もうそんなことは気にならない。
食のありがたさを感じた瞬間、
突然泣けてきて・・・・
感謝、嬉しさ、美味しさ、色々混じって泣けてきて、なかなかのやばい顔をしていると言われたので、その時の顔をしっかり写真に収めました。
確かにひどい顔だったので、ここ載せるのは遠慮します。笑
そんなこんなで色々あった1日目が終了。
二日目 ヨークを観光、ドライブ
2022/1/3
この日はチェリーさんが街を案内してくれるとのことで、
ハイエースに乗っけてもらいます。
最初に訪れたのは、Mount Brown Lookout(ブラウンルックアウト)
小高い丘にある展望台です。
見晴らしもよく、奥には昨日通ってきた、小麦畑の大草原。
風もここちよく、朝晩は海沿いのパースよりも涼しいため過ごしやすいです。
続いて小さな教会へ。
田園風景の中に小さな教会と牧場ハウスがたまに現れます。
ヨークは歴史が古い街となっており、西オーストラリア州の内陸街の中では、一番歴史が古いそうです。
なので現在も建物のほとんどが、当時のまま残っています。
こちらは観光案内所。
街のシンボル的な建物です。
かっこいい・・・
そしてヨークの最後の晩餐、
飲食店は正月のためほとんどやっていなかったので、
ホテルの1階にあるパブに行くことに。
チェリーさんナイスチョイス!
ここでも"what your recommend?" の登場
やはりうまい。
ビールは黒ビールをチョイス。
味が濃いステーキやポテトには結構あうと感じました。
ちなみに僕が好きなビールはエビスの青(プレミアムエールビール)
エールビールなので、香りが立ち、日本のビールに多い水っぽさを感じさせない、のどごし。ビールについてはまたの機会に。
こんな感じで2日目終了し。
最終日 ヨーク〜パース
1/4
最終日もまたチェリーさんにお世話になり、
途中の街まで行くからついでに送ってやるということで、
リュックを背負っての自転車だったので、お尻の負荷が大きく、筋肉痛が酷かったので、お言葉に甘えました。
最後は、途中のカフェにて朝食グリーンヨーグルトをいただく。
これがまあうまい・・・
疲れた体にビタミンC注入。
ということで、今回大変大変お世話になったチェリーさんと、またオーストラリアか日本で会うことを約束し、お別れ。
Thank youとappreciateをめちゃくちゃ使った記憶が。。
残り30kmくらいまで送ってもらったので、この後は余裕で家まで到着。
旅にトラブルと出会いはつきもの
よく聞く言葉ですが、実際起きてみると、いい経験になるものです。
自転車旅これにて完結。